2012年3月24日土曜日

3月13日の八尾市議会傍聴のご報告


3月13日の八尾市議会に対する「汚染瓦礫の受け入れをやめてほしい」という請願の傍聴に参加してきました。
市議会議員専門別にグループ分けして詳細を詰めている会議です。7人前後の議員で構成されています。

結論を先に報告しますと、「不採決」でした。


事前に予想できていたことではありましたが
自民党・公明党をはじめとして地域会派の創造やおを含め計4名の議員が不採決を表明しました。

民主党系の市民ネットはこの委員会に居らず、無所属の1名の議員が棄権で、採決として手を上げたのは共産党の1名の議員のみでした。

会議では終始、共産党の議員を除いては中身のない、「大阪市」「維新の会・橋下市長の主張」ありきの答弁が展開されていました。
環境施設課の担当も参加していましたがガイドラインをそのままコピーしたような発言が見られました。


自民党の議員は「福島県産のおコメを僕は食べている。」「安全であれば受け入れるべきだ。」という論調で
「大阪市の判断にもよるところですが」的なことを繰り返し発言していました。

前回の議会で市長に対して受け入れを迫った内容が、今委員会でも触れられていました。
「大阪府と大阪市は受け入れの方向で調整を進めているが、他の市が消極的な姿勢を示しているため難航している。
ここは八尾が名乗りでるべきではないか。松井さんの応援ということで名乗りでるべきだ」という主張を自民党の市議団議長が行いました。

「政治的な駆け引きの材料」として瓦礫受け入れ問題を扱っていることを隠そうとすらしていません。

また、創造やおの議員は「なぜ、このタイミングなのか分からない。だから私は不採決だ」と怒った口調で主張していました。


今回の議会で八尾市議会の状態が把握できたと考えています。

4月からは担当課への申し入れアクションと同時に、議員を詰める作業をしていきたいとも考えています。

また、今回の環境省のマスコミを最大利用した瓦礫受け入れキャンペーンについても向き合わなければなりません。

逆を言えば「人々が無関心から関心層に移行しつつある」状態で、
危機こそ好機です。

関心があることは対話ができることだとだし、
反論があることは議論ができることです。

街頭アピールも大事だし、新たな発想による手段も問われて居ます。

八尾の会でどこまで出来るか分かりませんが、

ほんまに、これからです。

行政への働きかけ・人々への働きかけの双方を両立させないといけません。

みなさま、忙しい生活から時間とお金をさいて取り組んでいることだと思いますが、これからも出来る範囲/やれる範囲で関わっていただけたらとおもいます。

よろしくお願いします。

2012年3月12日月曜日

【告知】次回ミーティング 2012年3月13日 午後8時00分 近鉄八尾駅構内ミスタードーナツ


【告知】次回ミーティング 2012年2月28日 午後7時30分 近鉄八尾駅構内ミスタードーナツ


4回目のミーティングとなります、八尾市民の方のみならず、近隣で生活されている方々も含めてどなたでもお越しください。